『 女性のいびき 』のお話。 | 白金 いびき・内科 クリニックブログ

白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司(うちだ こうじ)です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、女性の方のいびき外来受診と問い合わせがかなり増加しておりますので、本日は『 女性のいびき 』について、お話させて頂きます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あなたはいびきをかきますか？」

 

そう尋ねられると、中々「はい」とは答えにくいものです。特に女性の方はそうだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いびきを自覚 または自覚は無いが指摘された事がある方は、成人男性で50%から70%、成人女性で20％から40%とされています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いびきの音が鳴ってします理由は、夜 寝ている時は全身の筋肉が緩むのですが、顎を支える筋肉も緩むため、重力により顎が喉にある気道の上に乗りかかります。すると顎の重みで気道が細くなり、この細くなった状況で呼吸をすると、細い場所を空気が早く通過するために、いびきの音が鳴ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

女性の方でいびきをかかれる方の特徴として、顎が小さい事が挙げられます。日本人の女性は顎が小さい人種であるため、空気の通り道である気道が細くなっている方が多く、いびきをかきやすい状態にあります。特に痩せ型の方は、気道が細長いためにいびきが鳴りやすいと考えられています。

 

 

 

また、女性ホルモンには気道を力強く拡げる作用があるので、女性の気道は細くなりにくいようになっていますが、年齢を重ね女性ホルモンが減少して行くと共に、この気道を拡げる作用も減少するため、女性の方は45歳を過ぎてから、いびき音を指摘される方が多くなります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

睡眠中のいびきや無呼吸の数が多い方は、睡眠時無呼吸症候群という病気が存在する可能性があります。睡眠時無呼吸症候群は、高血圧・脂質異常・糖尿病などの生活習慣病や、不整脈・うつ傾向・熟眠感の欠如・日中の眠気・肥満といった病気や症状を発症させるリスクの高い病気です。

睡眠時無呼吸症候群と診断された場合は、睡眠用マウスピースやCPAP療法といった有効性が高い治療法で治療を行います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

睡眠中のいびき音が大きい事や、無呼吸を指摘された事がある女性の方は沢山いらっしゃいます。

 

いびきや無呼吸が気になっている方やお困りの方は、ご相談下さい。

 

 

 

 

 

 

白金いびき・内科クリニック               (電話)  03-3440-0800

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、本日は『 女性のいびき 』について、お話させて頂きました。