『 睡眠時無呼吸症候群の方に起こりやすい症状 』について。
2018年7月23日
白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司(うちだ こうじ)です。
本日は、『 睡眠時無呼吸症候群の方に起こりやすい症状 』について、お話させて頂きます。
睡眠時無呼吸症候群は、就寝中に喉が詰まる事でいびき音や無呼吸が起こる病気です。喉が詰まっている間は酸素が減少するので、眠りが浅くなり、寝ている間も起きている間もいろいろな症状が出ます。
寝ている間の症状としては、
●いびき音が大きい事を指摘された。
●呼吸が止まる事があると指摘された。
●息苦しくて目が覚める。
●トイレに行くために起きる事がある。
起きている時の症状としては、
●スッキリと起床出来ない。
●朝に頭痛がする。
●熟眠感がない(ぐっすりと寝た気がしない方)。
●起床した時に口が乾く事が多い。
●昼間に居眠りする事が多い。
●集中力が低下した。
●性欲が低下した。
●寝ても疲れが取れない。
睡眠中のいびき音や日中の眠気など上記のような症状を認める方は、睡眠時無呼吸症候群が存在する可能性があります。睡眠時無呼吸症候群を放置すると、高血圧症や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病を合併する事で短命となりますので、上記のような症状や気になる事がある方はご相談頂きたいと思います。
以上、本日は『 睡眠時無呼吸症候群の方に起こりやすい症状 』について、お話させて頂きました。