『 冬の花粉症 (=季節性アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎) 』について。
2018年1月8日
白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司(うちだ こうじ)です。
『 冬の花粉症 (=季節性アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎) 』について、お話させて頂きます。
毎年冬の季節になると、くしゃみ・鼻水・鼻づまり・眼の痒み・眼の充血などの症状が起こる方は、冬の花粉症の可能性があります。
冬の花粉症は、主にスギ花粉とヒノキ花粉が原因で起こるアレルギー疾患です。関東では毎年2月から5月までスギ花粉とヒノキ花粉の飛散量が増えますので、冬の季節に症状が出やすくなります。空中に漂うこれらの花粉が鼻や眼の粘膜に付着するとアレルギー反応が起こり、症状としてくしゃみ・鼻水・鼻づまり・眼の痒み・充血・目ヤニ・涙が出るなどの症状が起こります。
特に、鼻水・鼻づまり・眼の痒みは集中力がなくなりますので、つらいものとなります。
花粉症の対策としては、花粉が飛散している時期にマスクや眼鏡をして頂く事と、手洗い・うがいをこまめに行う事、また帰宅した際に玄関前で服に付着した花粉を払い落とす事が大切です。
花粉症症状が強い方は、抗アレルギー薬を内服して対応します。関東では、通常花粉が飛散する2週間前の1月中旬から5月末まで抗アレルギー薬を内服します。今の抗アレルギー薬は眠気がほとんど無い物もありますので、花粉症にお悩みの方はご相談頂きたいと思います。
以上、本日は『 冬の花粉症 (=季節性アレルギー性鼻炎・アレルギー性結膜炎) 』について、お話させて頂きました。