『 高尿酸血症は治療した方が良いのか? 』について。 | 白金 いびき・内科 クリニックブログ

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『 高尿酸血症は治療した方が良いのか? 』について。

白金いびき・内科クリニックの内田 晃司(うちだ こうじ)です。

 

 

 

6/23 本日と明日は晴れるようです。梅雨の合間ですが、天気が良い時に出かけてみては、いかがでしょうか。

 

 

 

本日は、『 高尿酸血症は治療した方が良いのか? 』について、お話させて頂きます。

 

 

尿酸値が7.0 mg/dlを超えると、
痛風発作が出現しやすくなります。

 

 

健康診断などで測定される尿酸値が、7.0mg/dl以上であれば、高尿酸血症と診断されます

成人男性では、20%強の方が高尿酸血症であるとされています。

 

 

 

高尿酸血症は血液中の尿酸値が多くなりすぎている状態であり、放置すると痛風発作(足の親指の付け根が痛くなる事が多いです)・腎機能障害尿路結石メタボリックシンドローム(生活習慣病)を発症します

 

 

 

ですので、尿酸値が高い事を指摘された方には、まず尿酸値を正常値に戻すための治療を勧めます。

 

 

 

治療としては、食事や飲酒の工夫をしたり、必要があれば薬で治療を行います。また、高尿酸血症の5%の方は、隠れている病気や普段の薬が原因となる二次性高尿酸血症ですので、全身の検索が必要な方もいらっしゃいます。

 

 

 

尿酸値が高いだけですぐに薬が始まるわけではありませんし、薬だけで治療を行うわけでもありません。食事や運動や薬を含めて、改善させていく治療となります。

 

 

以上、『 高尿酸血症は治療した方が良いのか? 』について、お話させて頂きました。