『 アレルギー検査の内容や費用 』のお話。
2018年10月30日
白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司(うちだ こうじ)です。
本日は、『 アレルギー検査の内容や費用 』について、お話させて頂きます。
花粉症・蕁麻疹・気管支喘息・咳喘息・食物アレルギーは、いずれもアレルギー疾患であり、近年患者さん数が増加しているとされています。これらのアレルギー疾患の原因を調べる検査はどのようなものかを「大人向け」と「お子様向け」に分けて説明させて頂きます。
大人の方には、日常生活で接する事がある36項目のアレルギー物質に対して、アレルギー反応があるかどうかを調べるMAST36(マスト36)というアレルギー検査を行っております。
36項目のアレルギー物質の種類は以下となります。
<室内> 4種:ハウスダスト・コナヒョウヒダニ・イヌ皮屑・ネコ皮屑
<花粉> 8種:スギ・ヒノキ・ハンノキ・オオアワガエリ・カモガヤ・シラカンバ・ブタクサ・ヨモギ
<カビ> 3種:カンジダ・アスペルギルス・アルテリナリア
<ゴム> 1種:ラテックス
<食物> 20種類:牛乳・小麦・そば・米・大豆・卵・オボムコイド・ピーナッツ・エビ・カニ・ゴマ・牛肉・豚肉・鶏肉・マグロ・サケ・バナナ・キウイ・モモ・トマト
検査方法は、採血を1本(2ml程です)させて頂き、1週間後に結果報告となります。費用は3割負担で5100円程かかります。
気管支喘息や咳喘息、アレルギー性鼻炎、花粉症、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーなどのアレルギー疾患の治療の第一は、原因物質からの回避です。原因がわかれば、回避する事も出来ますので、アレルギー疾患で原因検索をされた事が無い方や気になっている方は、当院で検査を行う事が出来ますので是非 ご相談下さい。
以上、本日は『 アレルギー検査の内容や費用 』について、お話させて頂きました。