『 アレルギー性鼻炎(花粉症)と喘息の関係 』について。 | 白金 いびき・内科 クリニックブログ

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『 アレルギー性鼻炎(花粉症)と喘息の関係 』について。

白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司(うちだ こうじ)です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

気温は三寒四温となり、春らしい天気になりつつあります。桜の開花が待ち遠しいですね。

 

東京の開花予測は3月20日との事です。

 

 

 

 

本日は『 アレルギー性鼻炎(花粉症)と喘息の関係 』について、お話頂きます。

 

アレルギー性鼻炎(花粉症)の方に喘息が、喘息の方にアレルギー性鼻炎(喘息)が起こり易いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

空気の通り道である気道に起こるアレルギー疾患の代表として、アレルギー性鼻炎(花粉症)と喘息があります。アレルギー性鼻炎(花粉症)は上気道と言われる鼻腔内で、喘息は下気道と言われる気管支でアレルギー反応が起こります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この上気道の鼻腔と下気道の気管支は繋がっています。ですのでアレルギー性鼻炎(花粉症)のように上気道で起こったアレルギー反応が、下気道に波及して喘息症状が出現してしまう事があります。またその逆も起こります。

 

実際、2010年に行われた大規模調査では、アレルギー性鼻炎(花粉症)の方の3人に1人が喘息症状を認め、喘息の方の3人に2人がアレルギー性鼻炎(花粉症)の症状を認めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この事からアレルギー性鼻炎(花粉症)と喘息は同じ気道内で起こるアレルギー反応であり類似した疾患であると認識されています。ですので、アレルギー性鼻炎(花粉症)の症状だけだとしても、診察で喘息の有無を確認する必要があります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2月から5月までは花粉症のシーズンですが、この時期に眼の痒み・鼻水以外に咳や呼吸の違和感を感じた方は、ご相談下さい。呼吸器内科医・アレルギー科医として診療させて頂きます。また当院内でアレルギー検査や呼吸機能検査も行えます。

 

 

眼の痒みや鼻水・咳をしっかりと止めて、元気に過ごしましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

以上、本日は『 アレルギー性鼻炎(花粉症)と喘息の関係 』について、お話頂きました。