『 咳・花粉症・喘息・喫煙者(肺気腫)の方へ、肺機能検査のススメ 』について。
2018年2月22日
白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司(うちだ こうじ)です。
2月になり、くしゃみ・鼻水・目の痒み・咳などの花粉症症状が出始めています。今は眠気の少ない抗アレルギー薬がありますので、ご相談下さい。
本日は、『 咳・花粉症・喘息・喫煙者(肺気腫)の方へ、肺機能検査のススメ 』について、お話させて頂きます。
咳が長引いている方、花粉症である方、咳喘息または気管支喘息と診断された事がある方、喫煙歴がある方には、肺機能検査を受けて頂く事をお勧めします。肺機能検査は、肺にある空気の通り道である気道が狭くなっているかどうかや、肺の動きやすさを測定する検査です。検査に痛みは伴いません。下の図が肺機能検査を行っている様子です。
鼻をつまみ管を口に咥えて、管に向けて口から目一杯息を吐き出して頂きます。これを2度行います。結果はすぐに出ます。この肺機能検査により空気の通り道が狭くなるような気管支喘息や喫煙による肺気腫の有無、また肺の動きが悪くなる胸膜炎や間質性肺炎などの有無がわかります。
咳が長引いている方や花粉症の方の中には、気管支喘息を合併されている方がいらっしゃいますので、症状がなくても病気の存在を確認できる検査となっています。3割負担の方で約1000円の検査です。
咳が長引いている方、花粉症である方、咳喘息または気管支喘息と診断された事がある方、喫煙歴がある方は、是非この肺機能検査を受けて頂きたいと思います。
以上、本日は『 咳・花粉症・喘息・喫煙者(肺気腫)の方へ、肺機能検査のススメ 』について、お話させて頂きました。