『 東京都でもインフルエンザの流行が始まりました 』について。
2017年12月1日
白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司 (うちだ こうじ)です。
いよいよ冬本番です。体調を崩さぬよう、温かくしてお過ごし下さい。
本日は『 東京都でもインフルエンザの流行が始まりました 』について、お話させて頂きます。
厚生労働省から毎週報告される「 インフルエンザ定点当たり報告数 」が1.00人を超えると、インフルエンザが流行していると判断されます。
東京都全域の2017年11月からの数値を見てみると、
第44週 (10/30~11/5) 定点数 0.56人
第45週 (11/6~11/12) 定点数 0.54人
第46週 (11/13~11/19) 定点数 0.87人
第47週 (11/20~11/27) 定点数 1.86人
と、11月に入ってから徐々にインフルエンザの患者さん数は増加していき、2017年11月20日からの1週間の定点数が1.00人を超えましたので、11月下旬から東京都全域でインフルエンザ流行開始と判断します。
患者さんの6割は9歳以下の子供たちである事がわかっていますので、お互いの感染を防ぐためにうがい・手洗いをこまめに行いましょう。
またインフルエンザにかかった場合は、風邪の時に出てくる咳や痰・鼻水といった症状に加えて、38℃以上の発熱・関節痛(特に腰痛)・筋痛・全身のだるさ・頭痛など全身症状が出現します。
インフルエンザにかかったかもと思った時は、迅速診断検査も出来ますので、受診頂きたいと思います。
以上、本日は『 東京都でもインフルエンザの流行が始まりました 』について、お話させて頂きました。