『 健康診断で生活習慣病を指摘された場合 』について。
2017年8月8日
白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司(うちだ こうじ)です。
8/8 本日より夏らしい天気が続きそうですので、熱中症対策は万全に行いましょう。
本日は『 健康診断で生活習慣病を指摘された場合 』について、お話させて頂きます。
健康診断で、「血圧が高い」 「血糖値が高い」 「LDLコレステロール値や中性脂肪値が高い」 「尿酸値が高い」事を指摘された方は、生活習慣病の存在が疑われます。
生活習慣病には、高血圧・糖尿病・脂質異常(高脂血症)・高尿酸血症・肥満などの病気がありますが、いずれも放置すると血管が詰まる動脈硬化を悪化させ、狭心症・心筋梗塞・脳卒中(脳梗塞・脳出血)・腎不全を来し、短命となります。
生活習慣病は自覚症状がほとんどなく、自身で病気の発症に気付くことが出来ませんので、定期的な健康診断を行う事で病気が出現していないかの確認をとる事が大切です。
健康診断でこれらの生活習慣病を指摘された場合には、異常値が一度出たからといって必ずしもその病気が存在するとは限りませんので、お近くの病院で再検査する事を勧めます。
再検査で同様の異常値であれば、治療を開始する動機にもなると思いますので、健康診断で生活習慣病を指摘された場合には、一度はお近くの病院を受診する事を勧めます。
以上、本日は『 健康診断で生活習慣病を指摘された場合 』について、お話させて頂きました。