『 7/17~7/23 手足口病の流行がピークさしかかる 』について。
2017年7月21日
白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司(うちだ こうじ)です。
現在、手足口病の報告数は急激に増加しており、7/17~7/23までの第29週には、流行のピークにさしかかると予測されています。
今しばらくは手足口病の発生数が多くなります。気になる症状の子供さんがいらっしゃいましたら、診断と重症化の予測と他者への感染予防の目的で、当院でも小児科クリニックでも良いので一度受診して頂く事を勧めます。
また、乳幼児のみならず、成人の罹患例も多数報告されていますので、ご注意ください。
<手足口病>
主に5歳以下の子供にかかる夏風邪です。咳や接触などで感染し特徴的な症状として、手のひら・足の裏・口の中に小さな水疱が出現します。微熱で済む子供が多く、特別な治療を行わなくても、3日から7日ほどで自然に治ります。ただし、中には肺水腫や髄膜炎を発症する子がいますので、症状がある方は病院を受診して下さい。