『 夏のエアコンとアレルギー性鼻炎の関係 』について。
2017年7月10日
白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司(うちだ こうじ)です。
ここ数日で一気に夏の天気となりました。熱中症予防に飲水と室温調整を行いましょう。
本日は、『 夏のエアコンとアレルギー性鼻炎の関係 』について、お話させて頂きます。
夏にエアコンをかけた部屋で、くしゃみ・鼻水などのアレルギー性鼻炎の症状が出てしまう方は、エアコンが原因で症状が出現している可能性があります。
エアコンを使用する事で、エアコン内部のハウスダストやカビが舞い上がり、これらを吸い込む事でくしゃみ・鼻水などのアレルギー性鼻炎の症状が出現します。
特に冷房を使用している時は、エアコン内部で結露が発生するため、カビが生えやすくなっています。また、冷房の使用回数が多くなるほど結露する回数も多くなるので、時間が経つほどカビが発生しやすくなります。
そこで、エアコンによるアレルギー性鼻炎の症状が出ないようにするために次の事を意識しましょう。
・ 定期的にエアコンを掃除しましょう。エアコンは使用する季節の前だけでなく、定期的にフィルターや内部の掃除をしましょう。
・ エアコンのスイッチを入れた直後は、ほこりやカビの量も多いので、5~10分ほどは窓を開けておきましょう。
・部屋を掃除しましょう。カーペットなどの布製品はホコリが溜まりやすいのできちんと掃除しましょう。
夏の季節に、エアコンによるくしゃみ・鼻水などのアレルギー性鼻炎の症状が出る方は、定期的なエアコンと部屋の掃除を行う事で、症状の軽減が見込まれますのでお試しください。
以上、本日は『 夏のエアコンとアレルギー性鼻炎の関係 』について、お話させて頂きました。