『 感染者専用の診察室 』について。
2017年5月11日
白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司(うちだ こうじ)です。
5月になりましたので、黄砂が飛来する季節になりました。黄砂アレルギーの方にはつらい時期ですので、抗アレルギー剤等での治療で症状緩和する事をお勧め致します(新しい抗アレルギー剤は、副作用としての眠気が非常に少ないです)。
また、気管支喘息ならびにお子様が小児喘息の方は、喘息発作が起きやすい季節の変わり目ですので、治療継続をお願い致します。
さて当クリニックでは、発熱や咳嗽・湿疹など感染を疑う方には、部屋の内部に陰圧がかかり菌を外や院内に出さないようにする感染者専用の診察室で診察を行っております。
インフルエンザや溶連菌・アデノウイルス・マイコプラズマ・ヒトヘモニューモウイルス感染を疑う方はこちらの部屋で、診察と病原菌の迅速検査を行います。
5月から6月の時期ですと、お子様では、溶連菌感染症、咽頭結膜熱(プール熱)、手足口病、麻疹(はしか)、風疹(三日はしか)などが発症しやす時期になります。大人への感染もありますので、当院では感染者専用の診察室で診察させて頂きます。
以上、『 感染者専用診察室 』について、お話させて頂きました。