『 当院では、発熱された方の溶連菌・アデノウイルス・マイコプラズマ・インフルエンザ・新型コロナなどの感染症検査・診断と治療が出来ます。 』
2024年6月23日
白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司 (うちだ こうじ)です。
本日は、『 当院では、発熱された方の溶連菌・アデノウイルス・マイコプラズマ・インフルエンザ・新型コロナなどの感染症検査・診断と治療が出来ます。 』についてお話させて頂きます。
夏が近づいて参りましたが、38℃以上の発熱・咳・咽頭痛でつらい思いをされている方が、多く受診されています。新型コロナ感染症に加えて、6月ですがインフルエンザ感染の方も多い印象です。
当院では夏風邪 (咽頭結膜熱・ヘルパンギーナ・手足口病)やマイコプラズマ肺炎やインフルエンザウイルス感染や新型コロナ感染症の検査・診断・治療を行っております。
⚪︎ 咽頭結膜熱・・・アデノウイルス感染により、文字通り喉の痛み、結膜炎、38℃以上の発熱の症状が出ます(咽頭・結膜・熱)。プール熱とも言われています。綿棒で喉を少し擦ってその場で迅速診断キットで診断します。症状が3日〜5日続きますので、対症療法を行います。
⚪︎ ヘルパンギーナ・・・コクサッキーウイルスやエコーウイルス感染により、発熱、喉の痛み、口腔内に水泡が出来ます。子供達にはよく見られる感染症で症状発症から3〜4日で自然に解熱し改善に向かいますが、時に喉の水泡の痛みが強いため十分に食事や水分摂取が出来ず脱水になってしまう子がいますので、対症療法を行います。
⚪︎ 手足口病・・・コクサッキーウイルスやエンテロウイルス感染により、文字通り手のひら、足の裏、口腔内に発疹が出来ます。9割は5歳以下の子に発症し、多くの症状は強いものではなく1週間程で自然に改善します。治療は対症療法となります。ただし治った後に1ヶ月間は便にウイルスが排泄され続けるので、本人と親御さんの手洗いとタオルを共有しない事が大切です。
⚪︎ マイコプラズマ肺炎・・・マイコプラズマという少し変わった細菌の感染により、咳、怠さ、発熱が出ますが咳が激しい事もあれば長引く事もあり、微熱の方もいらっしゃるので様々です。8割は14歳以下の子に発症しますので、子供達で乾いた咳が続く方には胸部レントゲン検査と綿棒で喉を少し擦ってその場で迅速診断キットで診断します。治療は抗生剤の内服を行ってもらいます。
⚪︎ インフルエンザウイルス感染症・・・インフルエンザウイルスA型による感染がほとんどで、38℃以上の発熱・強い怠さ(倦怠感)・腰を中心とした関節痛の症状が出ます。鼻の奥を少し擦ってその場で迅速診断キットで診断します。新型コロナ感染と症状が似ているのでインフルエンザと新型コロナ両方を同時に検査する事も出来ます。症状が強く出ますが、現在はインフルエンザウイルス感染用の吸入薬や1日目のみの内服薬があります。
⚪︎ 新型コロナ感染症・・・新型コロナウイルス感染により、発熱、鼻水・咳、怠さ、関節痛と時に味覚・嗅覚障害が出ます。鼻の奥を少し擦ってその場で迅速診断キットで診断します。インフルエンザ感染と症状が似ているのでインフルエンザと新型コロナ両方を同時に検査する事も出来ます。治療は対症療法となります。
当院では朝7:45から電話受付を行い8:00から診察を開始しております。受診希望の方は電話でのご予約をお願い致します。
白金いびき・内科クリニック : 電話 03-3440-0800
本日は、『 当院では、発熱された方の溶連菌・アデノウイルス・マイコプラズマ・インフルエンザ・新型コロナなどの感染症検査・診断と治療が出来ます。 』についてお話させて頂きました。