『 東京都内はインフルエンザに罹られる方が増えています。 』
2019年10月14日
白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司 (うちだ こうじ)です。
本日は『 東京都内はインフルエンザに罹られる方が増えています。 』について、お話させて頂きます。
下図は東京都感染症情報センターが発表している[ 東京都内のインフルエンザ定点当たりの報告数 ]をグラフ化したものです。濃い赤色が2019年-2020年度になります。
濃い赤色が現在の患者さん報告数です。
このインフルエンザ定点当たり報告数が、1.00人を超えると、インフルエンザが流行していると判断されます。2019年9月22日の時点で、東京都のインフルエンザ定点報告数は、1.06人となりましたので、「 東京都内ではインフルエンザが流行している 」と判断します。例年11月下旬を過ぎてからインフルエンザが流行しますので、今年は2ヶ月程早く広まっています。
毎年患者さんの6割は、9歳以下の子供たちである事がわかっていますので、お互いの感染を防ぐためにインフルエンザワクチン接種とうがい・手洗いをこまめに行いましょう。
またインフルエンザにかかった場合は、風邪の時に出てくる咳や痰・鼻水といった症状に加えて、38℃以上の発熱・関節痛(特に腰痛)・筋痛・全身のだるさ・頭痛など全身症状が出現する事が多いです。
当院は呼吸器内科・感染症科が専門ですので、インフルエンザに罹ったかもと思った時は迅速診断検査も治療も出来ますので、拝見させて下さい。
以上、本日は『 東京都内はインフルエンザに罹られる方が増えています。 』について、お話させて頂きました。