『 2019年1月13日までの東京都のインフルエンザ流行状況 』のお話。
2019年1月17日
白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司(うちだ こうじ)です。
年末から朝の冷え込みが強くなり、冬の乾燥も重なったことで風邪やインフルエンザにかかってしまった方が増えております。そこで本日は『 2019年1月13日までの東京都のインフルエンザ流行状況 』について、お話させて頂きます。
以下の表は、東京都感染症情報センターが発表している東京都のインフルエンザ患者さん報告数の推移です。濃い赤色の線が本年度の推移です。
東京都のインフルエンザ患者さん数は例年12月末から徐々に増加し始め、1月下旬から2月上旬にかけて最も多くなりますが、今年は冬の乾燥が強いせいか、年始からインフルエンザ患者さん数が増えています。
昨年は過去10年間でインフルエンザ患者さん数が最も多い年でしたが、今年の推移を見ますと、昨年と同様のペースでインフルエンザ患者さん数が増えていますので、今年もインフルエンザに罹られる方が多くなると予想されています。
インフルエンザワクチンを接種された方にもインフルエンザは感染・発症する事がありますので、皆様、うがい・手洗い・加湿を十分に行って頂く事を勧めます。
インフルエンザにかかると、咳や痰などの風邪症状に加えて、高熱・全身の倦怠感(だるさ)・関節痛(特に腰痛)などの全身症状が出ますので、これらの症状が出てしまった方は、拝見させて下さい。
また、まだインフルエンザワクチンを接種されていない方は、早目のワクチン接種をお願い致します。
以上、本日は『 2017年1月13日までの東京都のインフルエンザ流行状況 』について、お話させて頂きました。