『 7月までの東京都の手足口病・咽頭結膜熱・ヘルパンギーナの発生状況 』について。
2018年7月19日
白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司(うちだ こうじ)です。
連日猛暑が続いております。熱中症予防のために飲水や空調で体温調整をお願い致します。
本日は、『 7月までの東京都での手足口病・咽頭結膜熱・ヘルパンギーナの発生状況 』について、お話させて頂きます。
毎年6月から9月にかけて、お子様にかかりやすい3つの感染症が、俗に夏風邪と言われる手足口病・咽頭結膜熱・ヘルパンギーナです。いずれもウイルスによる感染症であり、治療方法は症状緩和を目的とした対症療法となります。
東京都感染所情報センターが発表している2018年7月現在の手足口病・咽頭結膜熱・ヘルパンギーナの発生状況がこちらの図です。それぞれ濃い赤色が2018年現在の発生状況となります。
それぞれを見てみますと、
手足口病は、昨年のような爆発的な増加はなく、落ち着いています。
咽頭結膜熱は、毎年の事なのですが、例年通りの推移です。
ヘルパンギーナは、例年通りの推移です。
7月上旬の時点では、いずれかの感染症が爆発的に増加している事はないので、このまま落ち着いてほしいものです。これら3つの感染症は流行する事がありますので、伝染しないように手洗いとうがいを行い、タオルの共有は止めましょう。
以上、本日は、『 7月までの東京都での手足口病・咽頭結膜熱・ヘルパンギーナの発生状況 』について、お話させて頂きました。