『 アレルギーの原因を調べる採血検査 (=MAST36) 』について。 | 白金 いびき・内科 クリニックブログ

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『 アレルギーの原因を調べる採血検査 (=MAST36) 』について。

白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司(うちだ こうじ)です。

 

 

 

 

 

 

ここ数日は朝からの冷え込み、師走を感じる季節となりました。皆様、体調管理に気を配ってあげて下さい。

 

暖かくしてお出かけ下さい。

 

 

 

本日は『 アレルギーの原因を調べる採血検査 (=MAST36) 』について、お話させて頂きます。

 

 

 

 

 

当院では、日常生活で接する事がある36項目のアレルギー物質に対して、アレルギー反応があるかどうかを調べるMAST36(マスト36)というアレルギー検査を行っております。

 

 

 

 

 

36項目のアレルギー物質の種類は以下となります。

 

<室内> 4種:ハウスダスト・コナヒョウヒダニ・イヌ皮屑・ネコ皮屑

<花粉> 8種:スギ・ヒノキ・ハンノキ・オオアワガエリ・カモガヤ・シラカンバ・ブタクサ・ヨモギ

<カビ> 3種:カンジダ・アスペルギルス・アルテリナリア

<ゴム> 1種:ラテックス

<食物> 20種類:牛乳・小麦・そば・米・大豆・卵・オボムコイド・ピーナッツ・エビ・カニ・ゴマ・牛肉・豚肉・鶏肉・マグロ・サケ・バナナ・キウイ・モモ・トマト

 

 

 

 

方法は採血を1本(2ml程です)させて頂き、1週間後に結果報告となります。

 

 

 

 

このMAST36検査での結果と日常生活でのアレルギー症状の有無と程度によって、アレルギー物質からの回避や、薬(アレルギー薬)を期間限定で内服される方や、部屋の換気をまめにして頂くなどの対策を行います。

 

 

 

 

特にアレルギー疾患として代表的なアレルギー性鼻炎(花粉症を含む)、アトピー性皮膚炎、気管支喘息の方は原因がわかる可能性がありますので、一度は検査を行う事を勧めます。3割負担で5100円程になります。

 

 

 

 

 

以上、本日は『 アレルギーの原因を調べる採血検査 (=MAST36) 』について、お話させて頂きました。