『 このような症状の方は、睡眠時無呼吸症候群を疑って下さい 』について。
2017年11月25日
白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司(うちだ こうじ)です。
本日は、『 このような症状の方は、睡眠時無呼吸症候群を疑って下さい 』について、お話させて頂きます。

睡眠時無呼吸症候群の方は、寝ている時も起きている時も症状があります。
睡眠時無呼吸症候群はテレビで取り上げて頂く事も多くなってきましたので、皆様に徐々に浸透してきている病名かと思います。本日は睡眠時無呼吸症候群の方に認められる症状について、お話させて頂きます。
睡眠時無呼吸症候群は就寝中に喉が詰まる事で、就寝中だけ低酸素状態に陥る病気です。この就寝中の低酸素状態の影響で眠りが浅くなり、日中にも症状が出ます。
寝ている間の症状としては、
●いびき音が大きい事を指摘された。
●呼吸が止まる事があると指摘された。
●息苦しくて目が覚める。
●トイレに行くために起きる事がある。
起きている時の症状としては、
●スッキリと起床出来ない。
●朝に頭痛がする。
●熟眠感がない(ぐっすりと寝た気がしない方)。
●起床した時に口が乾く事が多い。
●昼間に居眠りする事が多い。
●集中力が低下した。
●性欲が低下した。
●寝ても疲れが取れない。
上記のような症状を認める方は、睡眠時無呼吸症候群が存在する可能性があります。
睡眠時無呼吸症候群を放置すると最終的に高血圧症や糖尿病、脂質異常症(高脂血症)などの生活習慣病を合併する事で短命となりますので、気になる症状がある方はご相談頂きたいと思います。
以上、本日は『 このような症状の方は、睡眠時無呼吸症候群を疑って下さい 』について、お話させて頂きました。