『 医療機器のご紹介 ~ 簡易睡眠検査(睡眠時無呼吸の検査) 』
2017年8月2日
白金いびき・内科クリニック 院長の内田 晃司(うちだ こうじ)です
本日は、『 簡易睡眠検査 』についてお話させて頂きます。
睡眠中のいびき音が大きい方や睡眠中に呼吸が止まっていたと指摘された方は、睡眠時無呼吸症候群という病気が疑われます。
この睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に呼吸が止まりそうになったり、止まったりする事で睡眠中の酸素が低下してしまい動脈硬化を誘発します。放置すると生活習慣病を合併し短命になる事もわかっています。
そこで睡眠中のいびきや無呼吸を指摘された方には、睡眠中に本当にいびきや無呼吸が存在するかどうかを、簡易睡眠検査を用いてご自宅で簡単に検査して頂きます。
下の写真が簡易睡眠検査を行う医療機器を装着した様子です。
当院からこの簡易睡眠検査の機器をお貸出し致しますので、ご自宅での就寝前に装着して頂き、スイッチを入れて一晩寝て頂きます。取り付けは、腕に測定機械の本体(オレンジ色の機械です)を取り付け、鼻に呼吸測定のチューブと指に酸素測定のプローブを装着します。機器の装着は簡単です。検査に痛みはありません。
測定後、当院へ機器を持参いただき、その場で1分ほどで解析致します。その結果で睡眠中の無呼吸やいびき(低呼吸)の有無を確認し、程度によって次の検査へ進まれたり、治療に入られる方がいらっしゃいます。
この簡易睡眠検査は簡単に出来ますので、睡眠中のいびき音や無呼吸を指摘された方は、一度は検査をする事を勧めます。(初回は簡易睡眠検査の他に初診料と通常レントゲン・鼻腔通気度検査・呼吸機能検査を行いますので3割負担の方で6100円ほどかかります。)
以上、本日は『 簡易睡眠検査 』について、お話させて頂きました。